2月の全校朝会

 2月4日(火)
 今日の全校朝会で、近代日本経済の父といわれる渋沢栄一の話をしました。
 渋沢栄一は、深谷市の血洗島の農家の家に生まれました。幼い頃から家業を手伝い、父から学問の手ほどきを受けました。7歳になると下手計のいとこの尾高惇忠のもとへ論語をはじめとする学問を習いに通いました。
  その後、日本で最初の合本(株式)組織「商法会所」を静岡に設立し、明治政府の大蔵省に仕官します。栄一は富岡製糸場設立にも関わりました。大蔵省を辞めた後、一民間経済人として株式会社組織による企業の創設・育成に力を入れ、第一国立銀行をはじめ、約500もの企業の設立に関わったといわれています。また約600もの教育機関・社会公共事業の支援と民間外交にも熱心に取り組み、数々の功績を残しました。